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【数字で見る】住宅ローンが払えない人の特徴9選!滞納者の急増や実話も紹介

住宅ローンを借りるとき、最も不安なのは「本当に返済できるのか」という点ではないでしょうか?

特に、収入の変動や無理な返済計画は、将来の返済困難を招くリスクがあります。

この記事では、住宅ローンを払えない人に共通する9つの特徴を詳しく説明し、そのリスクを避けるための具体的なアドバイスを提供します。

これを機に、ローンの返済計画を見直し、安心した生活を送りましょう。

目次

住宅ローンが払えない人の特徴9選

住宅ローンが払えない人の特徴を解説します。

これから住宅ローンを利用しようとしている方は参考にしてみてください。

  • 借入時より収入が減っている
  • 返済比率が25%を超えている
  • 無理な返済計画を立てている
  • 連帯保証人を付けないとローンを借りられない状況
  • ローン完済年齢が65歳を超えている
  • 購入代金の1割の頭金を用意できない
  • 団体信用生命保険に加入していない
  • ギャンブル癖がある
  • お金の使い方が荒い

借入時より収入が減っている

借入時より収入が減ってしまった人にとって、毎月の返済は重い負担となります。

例えば、転職や病気などで収入が減少し、思うように家計が回らなくなったケースが典型的です。

「自分だけが苦しんでいるのではないか」と孤独を感じるかもしれませんが、同じような悩みを抱える人は多くいます。

しかし、こうした問題は放置せず早めに対策を講じることが大切です。

まずは金融機関に相談し、返済計画の見直しを検討してみましょう。適切なサポートを受けることで将来への不安を減らすことができます。

返済比率が25%を超えている

毎月の返済額が収入の25%以上を占めている場合、生活費や他の支出とのバランスが崩れ、返済が困難になるリスクが高まります。

収入に対して返済比率が高いと突発的な出費や収入減に対応できず支払いが滞ることも。

自分が「返済できない人」の特徴に当てはまると感じ、不安を抱えている方も多いでしょう。

しかし、この問題は適切な対策を講じれば解決可能です。まずは、家計の見直しや金融機関との相談を通じて、返済比率の調整や条件変更を検討することが重要です。

適切な対応を早めに取ることで将来的なリスクを軽減し、安心して生活を送ることができます。

無理な返済計画を立てている

住宅ローンの返済が難しくなる原因の一つに、無理な返済計画を立ててしまうことがあります。

例えば、収入や支出の見通しが甘く、ギリギリの返済額で契約してしまうと予期しない出費や収入減があった途端に返済が厳しくなります。

このような状況に陥ると、「どうしてこんな計画を立ててしまったのか」と後悔し、不安やストレスが増すばかりです。

しかし、今からでもできる対策があります。まずは家計を見直し、無理のない返済計画を再構築することが重要です。

金融機関に相談し、返済期間の延長や条件変更を検討することで返済負担を軽減できる可能性があります。

冷静に状況を把握し、早めに行動することで将来の不安を減らせるでしょう。

連帯保証人を付けないとローンを借りられない状況

住宅ローンを組む際、連帯保証人を必要とする状況にある方は将来的に返済が難しくなるリスクを抱えやすいです。

連帯保証人が必要なケースは、金融機関が申込者の返済能力に不安を感じていることを示しています。つまり、収入が不安定であったり過去に信用問題があったりする場合が多いのです。

このような状況でローンを組むと、予期しないトラブルや経済的な変化が起こった際に返済が滞る可能性が高まります。

「自分の判断は正しかったのか」と不安を感じるかもしれませんが、早めに対策を講じることで解決が可能です。

まずは現在の返済状況を見直し、必要であれば金融機関と相談して条件の見直しや返済計画の再設定を行いましょう。

適切な対応を取ることで将来的な負担を軽減し、安心して生活を続けることができます。

ローン完済年齢が65歳を超えている

住宅ローンを組む際、完済年齢が65歳を超える計画を立てている方は将来的に返済が厳しくなる可能性が高いです。

65歳を過ぎると一般的には収入が減少することが予想され、年金生活に移行する場合が多いでしょう。そのため、現役時代と同じ返済額を維持するのは難しくなります。

老後のローン返済が苦しくならないためにも、返済期間の短縮や繰り上げ返済を検討し、できるだけ早期にローンを返済する計画に変更しましょう。

購入代金の1割の頭金を用意できない

住宅を購入する際、購入代金の1割の頭金を用意できなければ将来的に住宅ローンの返済が難しくなる可能性が高いです。

頭金が少ないと借入額が増え毎月の返済額が高くなるからです。

その結果、家計に余裕がなくなり、予期しない出費や収入の減少があった場合に返済が滞る可能性が高まります。

「どうしてこんな計画を立てたのか」と後悔や不安を感じる方も多いでしょう。しかし、この問題は解決可能です。

まずは家計を見直して頭金を増やす方法を考えるか購入時期を見送って貯蓄を増やす選択肢を検討しましょう。

また、無理なく返済できる物件に絞ることで将来のリスクを減らすことができます。

団体信用生命保険に加入していない

住宅ローンを組む際、団体信用生命保険に加入していない方は将来的にローン返済が困難になるリスクを抱えています。

団体信用生命保険は、万が一契約者が死亡や重度の障害を負った場合に残りのローンを肩代わりする保険です。

これに加入していないと万が一の事態が発生した際、家族に多大な負担がかかり、ローン返済が滞る可能性が高まります。

万が一に備えて団体信用生命保険に加入することを強くおすすめします。

また、加入が難しい場合は他の保険商品や家計の見直しを行い、リスクを最小限に抑える対策を取りましょう。

ギャンブル癖がある

住宅ローンを抱えているにもかかわらず、ギャンブル癖がある人は返済が困難になるリスクが非常に高いです。

ギャンブルにのめり込むと計画的な家計管理が難しくなり、返済に回すべきお金を無駄にしてしまうことが多くなります。

その結果、支払いが滞り、ローンが返せなくなる事態に陥る可能性が高まります。

ギャンブル癖を改善するには自分のギャンブル習慣を認識し、改善に向けた行動を起こすことが必要です。

専門のカウンセリングを受けたり家計を厳格に管理したりするなどの対策が必要です。

お金の使い方が荒い

住宅ローンを抱えているにもかかわらず、お金の使い方が荒い人は返済が困難になるリスクが高いです。

無計画な支出や、必要以上の贅沢品の購入が続くと、家計に余裕がなくなり、ローン返済に回すべきお金が不足することになります。

その結果、「どうしてもっと計画的に使わなかったのか」と後悔し、返済が滞る恐れが出てきます。

このような状況は不安やストレスを引き起こし、悪循環に陥ることも。

まずは、自分の支出を見直し、無駄な出費を抑えることから始めましょう。

家計簿をつけることでどこにお金が流れているのかを把握し、必要なところに資金を集中させることが重要です。また、貯金を増やすことで予期せぬ出費に備えることも大切です。

近年では住宅ローンを払えない人が急増している

近年、住宅ローンを払えない人が急増しています。

実際、住宅金融支援機構のデータによると住宅ローン契約者の約4%が返済に困難を感じている状況です。

これは、100人に約4人が返済に苦しんでいることを意味します。この急増の背景には、収入の減少、支出の増加、無理な返済計画の存在が挙げられます。

特に、新型コロナウイルスの影響で多くの人が収入減少を経験し、これが返済困難の大きな要因となっています。

収入の減少は特に大きな問題です。コロナ禍によって多くの業種が影響を受け、リストラや倒産が相次ぎ、収入が安定しない人が増えました。

さらに、生活費や教育費などの支出が増加する一方で、これらを考慮せずに無理な返済計画を立てていた場合、家計は一層厳しくなります。

このような状況下で返済ができなくなるケースが急増しているのです。

もし住宅ローンの返済に困難を感じている場合は早めに金融機関に相談し、返済プランの見直しや支出の見直しを検討することが重要です。

住宅ローンが返せなくなったら競売される恐れがある

住宅ローンを返済できなくなると最悪の場合、マイホームが競売にかけられるリスクがあります。

競売とは、住宅ローンの返済が滞った際に金融機関が残りの債務を回収するために不動産を強制的に売却する手続きです。

これは、返済が数ヶ月以上遅れると発生する可能性が高まり、最終的に自宅を失う結果に繋がります。

競売の流れとしては、まず金融機関から督促状が届きます。それでも返済が行われない場合、裁判所が関与し、財産が差し押さえられます。

その後、差し押さえられた不動産が競売にかけられ、第三者によって買い取られることになります。

競売価格は市場価格よりも低くなる傾向があり、売却後もローンの残債が残ることも少なくありません。

競売を未然に防ぐためにも金融機関へ早めに相談し、返済計画の見直しや条件変更を依頼することが重要です。

また、場合によってはリースバックや任意売却といった方法を検討することで自宅を失わずに済む可能性もあります。

「住宅ローン払えない」を回避するポイント

「住宅ローンが払えない……」を回避するためは以下のポイントを抑える必要があります。

  • 貯金を作って借入額を少なくする
  • 無理のない返済計画を立てる
  • 自分に合ったローンプランを組む
  • 補助金制度を活用する
  • 金融機関へ相談する

貯金を作って借入額を少なくする

住宅ローンを滞納しないためには貯金を作って借入額を少なくすることが非常に重要です。

多くの人が住宅購入時に頭金を用意することで借入額を減らし、毎月の返済負担を軽減できます。

例えば、購入価格の20%を頭金として準備できれば借入額を大幅に減らせます。

その結果、月々の返済額が抑えられ家計に余裕が生まれます。さらに、貯金があれば予期しない出費や収入減少があった場合にも対応でき、滞納のリスクを減らすことができます。

また、頭金を多く用意することで、金融機関からの信用が高まり、金利が低く設定される可能性もあります。

これにより総返済額をさらに減らすことができ、長期的に見ても家計を安定させることができます。

「貯金が足りないからすぐにローンを組もう」と焦る気持ちがあるかもしれませんが、まずはしっかりと貯金を作り、無理のない返済計画を立てることが安心した生活への第一歩です。

無理のない返済計画を立てる

住宅ローンを滞納しないためには無理のない返済計画を立てることが非常に重要です。

多くの人が夢のマイホームを手に入れたいと考え、可能な限りの借入を行いますが、その結果、毎月の返済額が家計を圧迫し、生活費が不足する事態に陥ることがあります。

例えば、ローンの返済額が収入の30%を超える場合、予期しない出費や収入減少があったときに返済が滞るリスクが高まります。

「これくらいなら大丈夫だろう」と思いがちですが、長期的な視点で見て、家族の成長や経済状況の変化を考慮することが大切です。

無理のない返済計画を立てることで家計に余裕が生まれ、突発的な支出にも対応しやすくなります。これにより滞納のリスクが減り、精神的にも安定した生活を送ることができます。

まずは住宅ローンを組む前に返済シミュレーションを行い、自分の生活に適した返済額を確認しましょう。

そして、無理のない範囲での借入を行い、余裕のある返済計画を立てることで安心してマイホームを維持できるようになります。

自分に合ったローンプランを組む

住宅ローンを滞納しないためには自分に合ったローンプランを組むことが非常に重要です。

多くの人が初めて住宅ローンを組む際、金利タイプや返済期間に悩むことが多いですが、ここでの選択が将来の家計に大きく影響します。

例えば、変動金利は初期の金利が低いことが魅力ですが、金利が上昇すると返済額が増えるリスクがあります。

一方、固定金利は返済期間中の金利が変わらないため、安定した返済計画を立てやすいメリットがあります。

自身の収入状況や将来の収入予測に応じてどちらの金利タイプが適しているかを慎重に検討することが重要です。

さらに、自分に合ったローンプランを選ぶことで毎月の返済額が無理のない範囲に収まり、家計に余裕を持たせることができます。

例えば、返済期間を長めに設定することで月々の支払いを抑えることができる反面、総返済額が増える点も考慮する必要があります。

このように、生活スタイルや将来のライフイベントを見据えたプランニングが長期的に安定した住宅ローン返済に繋がります。

「無理のない返済」を目指すためには、しっかりとした事前の準備と自分に合ったローンプランの選択が不可欠です。

補助金制度を活用する

住宅ローンの返済が難しくならないためには補助金制度を活用することが有効です。

補助金制度は、国や自治体が提供する財政支援であり、住宅購入やリフォーム時に利用できるものがあります。

これらをうまく活用することで自己負担額を減らし、結果的に住宅ローンの返済負担を軽減することが可能です。

例えば、住宅取得に際してはエコ住宅や子育て世帯向けの補助金が利用できる場合があります。

これにより、頭金の一部を補助金で賄うことができ、借入額を減らすことが可能です。さらに、リフォーム時には省エネリフォームに対する補助金が支給されることもあり、これを活用することで光熱費の削減も期待できます。

補助金を受けるためには、一定の条件や手続きが必要です。

例えば、エコ住宅の補助金を受けるには省エネ性能が一定基準を満たしていることが求められます。

また、自治体によっては住民票のある市区町村での物件購入が条件となる場合もあります。これらの条件をしっかり確認し、早めに申請を行うことが大切です。

補助金制度を上手に活用することで住宅ローンの返済計画をより無理のないものにし、経済的な安心感を得ることができます。

金融機関へ相談する

住宅ローンの返済が厳しくなったとき、早めに金融機関へ相談することが非常に重要です。

多くの人が返済が難しくなると不安やストレスで悩むものですが、相談せずに放置するのは最悪の選択です。

金融機関に早めに相談することで返済計画の見直しや条件変更を提案してもらえることがあります。たとえば、返済期間を延長することで毎月の返済額を減らす、金利の引き下げを交渉する、または一時的に返済を猶予してもらうなどの方法があります。

「自分だけがこんなに苦しんでいるのではないか」と感じるかもしれませんが、金融機関は多くのケースに対応してきており、解決策を一緒に考えてくれるパートナーです。また、専門家と話すことで自分自身も冷静になり、問題解決の糸口が見つかることが多いです。

早めに行動を起こすことで、最悪の事態を回避し、安心して生活を続けることができます。

住宅ローンが払えなくなった人の体験談

実際に住宅ローンが払えなくなった人の体験談を自社独自の調査で聞いてみました。

なぜ払えなくなったのか、どうやって解決したのかを参考にしてみてください。

【30代男性/住宅ローン額3,000万円】

3年前、念願の一戸建てを購入するために3000万円の住宅ローンを組んだのですが、その後、リストラに遭い収入が大幅に減少してしまいました。

家計の見直しや副業を始めたものの、住宅ローンの返済が難しくなり、途方に暮れていました。

このままでは家を競売にかけられてしまうかもしれないと焦り、銀行に相談したところ、任意売却という方法を紹介されました。

専門家のアドバイスを受けながら、自宅を売却し、残債を清算。新たなスタートを切るために、賃貸住宅に移り住むことになりました。

この方は、リストラによって住宅ローンが払えなくなりました。

しかし、金融機関へ相談したところ任意売却を勧められ、なんとか売却できたようです。

任意売却とは、借入先の金融機関から承諾をもらうことで、住宅ローンが残っている家を売却できる手段です。

状況次第では任意売却を認めてもらえるため、住宅ローンが返せなくて悩んでいる方は一度金融機関へ相談してみましょう。

【50代男性/住宅ローン額2,000万円】

34歳の時に結婚を機に新築の3LDKマンションを購入、それから17年後の51歳のときまでローンの返済を辻けていました。

しかし45歳の時に務めていた会社でのパワハラが原因で鬱病を発症、勤務の軽継続が困難となり結局その会社は退職を余儀なくされました。

その後も病を押して再就職をしたものの、前職で比較的に恵まれていた収入はほぼ半減してしまい、毎月のローンの返済がとても厳しくなりました。

そのうちに妻との関係にもひびが生じ、結果51歳の時に離婚が決まり、広いマンションは支払いがきつかった事もあり、売却して残債の生産に充てました。

この方はパワハラによるうつ病が原因で以前の会社を退職し、それに伴い収入が減ってしまい住宅ローンが返せなくなりました。

さらに収入減により夫婦間の関係も悪化してしまい離婚にまで至りました。

その結果、家を売却せざるを得なくなりましたが、売却資金で何とかローンを完済できたようです。

【30代男性/住宅ローン額2,000万円】

お恥ずかしい話ではありますが、2年ほど前1500万程残っていた住宅ローンが払えない時期がありました。

コロナの影響もあり給料とボーナス払いが厳しくなり貯蓄を切り崩してはやりくりしておりましたが、父の癌発覚も重なり現金が枯渇する状態に陥りました。

会社がりそな銀行さんに深い関わりがありましたもので、会社を介して300万融資して頂き今に至ります。

会社の状態も上向き今はローンが遅れるよりも少し余裕が出てきた感じです。

この方はコロナ渦の影響により収入が減るだけでなく、お父様の癌も重なった結果ローン返済が厳しくなってしまいました。

それでも、借入先の金融機関と勤めている会社につながりがあったため、会社を通じて追加融資してもらえたようです。

このように、人生においては何かしらのトラブルが付き物です。特に住宅ローンは20~30年と長い期間かけて返済していくものであるため、不測の事態に陥ると途端に返済できなくなる恐れがあります。

住宅ローンを組む際は病気や怪我、リストラなどの万が一の事態を考慮したうえで組むことが大切です。

まとめ:住宅ローンが払えない人の特徴を理解して失敗を未然に防ごう!

住宅ローン返済において、無理のない計画を立てることが将来の安心につながります。

収入減少や返済比率の増加、無理な返済計画は、ローン返済を困難にする要因です。

これらのリスクを回避するために、まずは計画を見直し、金融機関へ相談することが重要です。

さらに安心した生活を目指すために、他の記事もぜひご覧ください。

 

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